ハムスターを飼う前に確認しておきたい3つのこと

ハムスター

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はむほっぺ
はむほっぺ

この前、期間限定のとっとこハム太郎カフェに行ったら、お客さんのほとんどが20代の女性だったよ。

 

 

 

いぬまゆげ
いぬまゆげ

子供でも飼いやすいし、大人になってあらためて飼いたいって人も多いみたいだね。

 

 

はむほっぺ
はむほっぺ

ハムスターは子供にとって初めてのペットになることも多いですよね。今回は大人の方にも知っておいてほしい、健康なハムスターの選び方や必要なアイテム、餌のあげ方などを紹介します。

 

 

 

いぬまゆげ
いぬまゆげ

ペットショップに行く前に、ハムスターのために健康的で良い環境を作る方法をぜひ確認してください!

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ハムスターはどの種類を選ぶ?

「ハムスターなんて色が違うだけでどれも一緒でしょ?」と思っていませんか?

 

いぬまゆげ
いぬまゆげ

僕はペットショップに行く直前まで思ってました…

 

 

ハムスターにはいくつかの種類がありますが、いずれも2年くらいが一般的な寿命です。中には非常に長生きするハムスターもいますが、病気ひとつせずずっと健康に生きられても、それでも3年くらいが限界です。

私が知っている中だと、3年4か月生きたハムスターがもっとも長生きした例です。

生後1〜2か月までの間と、このあと紹介する「ロボロフスキー」以外は、ハムスターは基本的に1つのケージにつき1匹で飼います。ひとくちにハムスターといっても、たくさんの色と種類があってそれぞれに特徴がありますので、ペットショップで選ぶ前にこのことを踏まえて、選択肢を確認しましょう。小さい順に紹介していきます。

 

チャイニーズハムスター

 

・学名:Cricetus griseus

・寿命:約2年

・サイズ:8〜11センチ程度

・価格:2000〜4000円

・人気:★★

 

ハムスターの中でも比較的小さめのサイズで、背中からおでこにかけてのラインとハムスターにしては長めのしっぽが特徴です。他の2種に比べて、一般的にペットショップで見かけることはあまりありません。よくドワーフハムスターと間違えられますが(「ドワーフ」は「小さい」の意)、種としては区別されていて中国北部〜モンゴル原産のハムスターです。

小さくてとてもすばしっこく、かつハムスターの中でも特に頭が良い方なので、ケージから脱走した時には特に捕まえるのが大変です。そういう意味では、子供だけで世話をするのは少し難しいかもしれません。

流通量が少ないので、値段の方も少しお高めに設定されていることが多い種類です。

 

ドワーフハムスター

・学名:Phodopus campbelli , Phodopus roborovskii , Cricetulus griseus

・寿命:約2年

・サイズ:6〜12センチ程度

・価格:1000〜3000円

・人気:★★★★★

 

ドワーフハムスターは、ハムスターの中で最も有名な種類のひとつであるジャンガリアンハムスターのほか、ロボロフスキーキャンベルハムスターなどいくつかの種類があります。

ジャンガリアンハムスターは特に「社交的な動物」と言われることがあるので誤解されがちですが、同じ空間で育てて良いのは赤ちゃんの頃から一緒に育てられた同性(オス同士、メス同士)のハムスターでかつ相性が良い場合のみで、相性が良くないのに同じケージに入れておくと、縄張り争いなどで血が出るか時には死んでしまうほどの怪我をします。

同性とことわったのは、オスとメスだと兄弟でも妊娠して繁殖してしまう危険性があるためです。同じ親から生まれていても関係なく交配していまうので、ご注意ください。

基本的な性質は孤独を好みますが、丁寧にお世話をして快適な環境を整えてあげれば、ロボロフスキー以外は大抵の場合、飼い主にちゃんと懐きます。ロボロフスキーもまったく懐かないというわけではないのですが、特に臆病な性質なので

またドワーフハムスターは、ストレスがあったり身の危険を感じたり、そもそもまだ飼い主に懐く前の状態だったりすると噛むことがあります。もちろんこれは懐くことや環境を整えることによって解消されるので、安心してください。

 

ゴールデンハムスター

 

・学名:Mesocricetus auratus

・寿命:3〜4歳

・サイズ:15〜20センチ

・価格:1000〜3000円

・人気:★★★★

 

シリアやトルコ原産であることから、別名「シリアンハムスター」とも呼ばれています。とっとこハム太郎のハム太郎などがこの種類に属していることでも有名ですね。

中でも一番人気があるとされているのは、キンクマハムスターです。毛色が杏色(アプリコット)で可愛い見た目なだけでなく、ハムスターの中でも特に温和で人懐っこい種類だと言われているのが主な理由ですね。

ジャンガリアンハムスターの2〜3倍ぐらいの大きさになりますので、その分ケージなどもそれ相応の大きさが必要になります。大きいケージを置けるスペースを確保できるか?といったことも、選ぶ一つの基準になるのではないでしょうか。

 

選ぶハムスターは健康か?

 

ペットショップのすべてのハムスターが、必ずしも最適な健康状態であるとは限りません。ハムスターは人間の風邪が伝染することでも有名ですが、ときどき病気になることもあります。ブリーダーや問屋から店舗、そして飼い主の新しい家に移動することは、赤ちゃんハムスターにとってストレスになりますし、やはり健康的なハムスターを迎えたいですよね。

幸せなお迎えをするために、健康的なハムスターの選び方と、持ち帰った後の注意点を4つ確認しましょう。

 

① 若くて活動的か?(元気がなさそうに見えないか?)

② しっぽ周りが濡れていないか?

③ 目や鼻が濡れていないか?(涙や鼻水のような感じ)

④ 脱毛や腫瘍がないか?

 

これらの特徴がどれか1匹にでも見えたら、病気はハムスターからハムスターへ伝染するので、同じケージ内にいるハムスターは全て伝染している可能性があります。この健康チェックは、家に連れて帰った後もやるべきです(④があったらそもそもの管理ができていない状態なので、その店での購入はおすすめできません)。ハムスターは比較的丈夫なペットですが、痛みをほとんど感じなかったり、自分で気づくことができない動物でもあるので、人間がチェックしてあげる必要があります。

昼間ペットショップに行って、眠そうにしている分には問題ありません。夜行性ですからね。

 

ハムスターのケージと消耗品

 

オンラインのネットショップ(通販)でもペットショップでも、ハムスターケージをはじめとした色々なアイテムがありますが、特にケージに関しては飼育に適しているものと適していないものがあります。

例えば、蛇腹状の拡張チューブは、見た目は面白いですが、中でハムスターがウンチなどをしてしまったら掃除するのに手間がかかります。それがわかっていて使う分にはもちろん良いのですが、掃除しにくいからと汚いまま放置してしまう時間が長くなってしまうなら絶対に使うべきではありません。

それに透明で観察しやすいので魚用の水槽も人気がありますが、そのままでは換気が十分ではありませんし、基本的にハムスターの頭上からお世話することになるので、警戒心を起こさせてストレスになってしまう危険性があります。

ハムスターにストレスを起こさせないようにできる熟練の方や、換気用の穴などを自分で加工できる技術がある方はもちろんこの限りではありません。

またハムスターのケージには、いくつかの種類の大きさがあります。ドワーフハムスターとゴールデンハムスターはそれぞれ必要とするサイズが違います。ゴールデンを飼うのに十分なサイズのケージを出しているメーカーはほとんどないので、衣装ケースを自作でケージに改造する飼い主さんも多いですね。

どのハムスターを選ぶにしても、ハムスターを家に連れて帰る前に、寝床となるハウス床材給水機回し車トイレ餌皿、などなどの必要なものを全部ハムスターケージにセットアップしておきたいものです。

 

ハムスターの健康的な食事(餌)

ハムスターの健康のために、餌として何を与えたら良いのか? 筆者も含めて、ハムスターの飼い主が最も頭を悩ませることの一つです。ペレットだけ与えて他には必要ないと言う方もいますが、各メーカーから出ているハムスター用ペレットは含まれている栄養成分もそれぞれ違いますし、第一、生涯同じものだけを食べて面白かろうはずがないと思うのが人情です。

では、ひまわりのタネを中心に穀物などを混合したミックスフードが良いのかというと、これだけでもやはりベストな選択とは言えません。高カロリーなヒマワリの種ばかりを食べると太ってしまうように、ミックスフードは必ずしも同じバランスであげられるとは限らないので、結果としてバランスの悪い食事になってしまいます。

ハムスターが健康で幸せを保つためには、他のさまざまなタンパク質、野菜または果物が必要なので、ペレットを中心として、緑黄色野菜など他の健康的な食品でそれを補完します。これはハムスターのダイエットにも有効なので、ハムスターの食事の基本として覚えておいてください!

 

ハムスターを懐かせる

性格にもよりますが、ハムスターの中には噛む子もいます。噛む原因はびっくりしたことだったりストレスだったりいくつかありますが、いずれにしても、もしお子さんと一緒に飼うとしたら、お子さんは何度も噛んでくるようなハムスターとは遊びたくなくなってしまうかもしれません。ハムスターに噛まれないように、懐かせるための方法を学んでおく必要がありますよね。

まず最初によく肝に銘じておくべきことは、ハムスターをできるだけ驚かせないようにするということです。例えばこのようにして対策することが可能です。

 

・突然大きな音を出さない

・突然触らない/手を出さない(先に声をかける)

・突然近づかない

・上から近づかない、手を出さない(鳥などの天敵と勘違いさせない)

・ぎゅっと強く掴まない(両手ですくうように触る)

 

びっくりさせたりしないことによって、徐々にハムスターの信頼を得て「ここは安心」「敵がいない環境」と認識してくれるようになり、噛まなくなっていきます。

ただし、特にオスを複数匹飼う場合は、ハムスターAを触った後すぐハムスターBを触る、といったことをすると、「別のオスのニオイだ!」と噛まれる危険性がとても上がってしまいますので要注意です。オス同士だとやはり縄張り争いの意識が強くなるようですね。はむどっぐ(筆者)もたまにうっかりこれをやってしまって、強く噛まれてしまうことがあります。

でも、よく手を洗ってからもう一度同じ子に触ると、噛まれません。匂いはすごく大事ですね。

 

ハムスターのおもちゃ

ハムスターは幸せで健康な毎日を送るために、十分な運動量が必要です。そこで効率的なのが、回し車ですね。ハムスターといえば回し車、というぐらいイコールのイメージになっている方もいるのではないでしょうか。運動用の他に、歯をきれいにして整えるためのおもちゃ(かじり木など)も必要です。

ペットショップにもネットショップにも、色々なハムスター用のおもちゃがあって、例えばちゃんとした回し車を使えば夜中のカラカラ音で睡眠をさまたげられることもありません。他のげっ歯類のおもちゃもハムスターのおもちゃとして使えることがよくありますし、中にはトンネルなどのおもちゃを自作する飼い主さんもいます。ハムスターはおもちゃ1つとっても奥が深いですね。

 

ちなみに、はむどっぐ(筆者)が1番興味深いのはかじり木です。

ハムスター用のかじり木として一番メジャーなのは、おそらくりんごの木でできたかじり木ですが、餌の好き嫌いがあるようにかじり木にも、ハムスターそれぞれに好みがあります。はむどっぐ家のハムスター5匹の中でも、りんごの木をかじるのは2匹だけですね。

梨の木や桃の木、パパイヤの木など色々種類がありますので、1つ試して使わなくても「うちの子はかじり木かじってくれないね……」などと諦めず、色々な木を試してみるとお気に入りの木が見つかるかもしれません。

ハムスターの歯は生涯のび続けますし、歯ののびすぎ防止と歯がのびる時のかゆさ解消にかじり木は役目を果たしてくれるので、時間と費用をかけて探求する価値があります。

 

ハムスターの繁殖(交尾)

ハムスターの交尾・繁殖は、気軽にハムスターを飼っていたい飼い主の方は決してやるべきではありません。場合によっては、メスの親が出産時のトラブルなどで死んでしまうこともあります。出産は母親が命がけでおこなうことであるのは人間と同じなので、繁殖をプロとして行なっているハムスターブリーダーに任せるのが最善です。

オスとメスを同じケージで飼っていると、意図していなくてもハムスターが妊娠してしまう可能性があります。ハムスターは生後1ヶ月後ですでに出産可能になってきますので、妊娠を望まないなら必ず分けて飼育しましょう。

 

まとめ:情報収拾できる場所を見つけましょう

このブログもそうですが、ハムスターの情報を発信しているサイトはいくつもありますし、ハムスターの飼い方を紹介する本も(犬や猫ほどではありませんが)いくつも出版されています。

しかし、サイトや本に書いてあることが全てではありませんし、生き物のことなので、その時の状況や個体差によって異なることもたくさんあります。その場で相談したいということもあるでしょう。

もちろん同じような状況だったら役に立つことを願ってこのような記事を用意していますが、SNSなども使って気軽に相談できる現役ハムスター飼い主がいると心強いですよね。私たち「はむどっぐ」もそういった飼い主の一人なので、TwitterInstagramでいつでもご相談ください。

もちろん、医療の専門家としてハムスターを診てくれる動物病院を探しておくことも大切ですよ。

 

 

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